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設計者の想いの日々(ブログ)2010年12月5日(日)設計料を考える
たまには自画自賛をしたいと思いますが、寛大なお心でお読み頂けると幸いです。
当設計事務所では、設計料が高いと言われたことがほとんどありません。もっとも、設計料が高いと思われる方からのご依頼が来ないのかもしれませんが・・・。 では、なぜ、お客様に割安感を感じて頂けるのか?あるいは、実際に安くできるのか? それを自画自賛しながらも、冷静に分析してみます。 ①単純に、金額に見合うだけの内容がある。 ②当設計事務所が施工会社の見積書の内容を精査して、お客様の代理となって金額面の交渉をする。つまり、そのことで、工事費の10%に満たない設計料の元を取ることが可能。 ③営業経費をあまりかけていない。 ④受注率が高い(90%以上)ので、受注のための労力を費やしていない。 ⑤当たり前の話ですが、設計料の焦げ付きがない。 ⑥他の会社や事務所が30人分の労力がかかるところを、当設計事務所では数分の一の労力で話が済む。つまり、半年かかってプランがまとまらない案件を、当事務所では、一ヶ月でまとめることも可能。(細かい変更を除いて) などが挙げられると思います。 そして、さらに設計料を安くする方法、いいえ、無料にする方法もあります。 それは、施工会社である工務店や建設会社、あるいはその下請となる協力業者からバックマージン(現玉)を貰うことです。 民間の取引の場合、公共工事と違って、バックマージンを貰ったところで、法に触れることはありません。けれども、この行為はお客様に対する背任行為であって、施主の代理人であるべき設計事務所にとって、許されないことだと思います。ただ、この手の誘いが設計事務所に対して、お客様の陰で横行していることは事実です。 結局、設計と施工の境界がはっきりしていないと、工事金額も不透明でわかりにくくなっていくのが、住宅・建築業界を冷静に鑑みての、私としての実感です。 ハウスメーカー・ビルダーの場合、その境界はありませんので、設計料無料あるいは格安に設定できるわけですが、以前、このブログで申し上げました通り、その見積書ほど、曖昧で不透明なものはありません。 今日はとりとめのない内容となってしまいました。 当設計事務所の業務内容と設計料の目安については、下記に掲載しておりますので、機会がありましたら、お読み頂けると幸いです。 設計・監理料
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