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設計者の想いの日々(ブログ)西日本の町並み・建築探訪倉敷市本町・東町の町並み
倉敷川ほとりの美観地区から東に入った本町・東町には約500mほど町家が立ち並ぶ道があります。川沿いの美観地区ほど観光地化されておらず、地域の住民の方々の生活が息づく町です。
平成31年2月に撮影した画像です。 鶴形山から本町・東町を望む
倉敷美観地区
柳並木が色を添える倉敷川沿いに、白い漆喰壁となまこ壁の蔵屋敷や木格子が印象的な町家が立ち並んでいる倉敷美観地区は江戸時代は水運で栄えました。全国的にも昭和の早い時期から住民の町並み保存の意識が高く、昭和43年には倉敷市伝統美観保存条例を制定、昭和54年には国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
以下の画像は平成30年9月と平成31年2月に撮影されたものです。秋と冬の画像が混在している旨、ご了承ください。
徳島県美馬市脇町~うだつの町並み
徳島県美馬市脇町の「うだつの町並み」は江戸時代から阿波藍の集散地として栄えた商家町です。国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。
「うだつ(卯建)」とは、火災の際、隣家より火の粉を防ぐために設けられた袖壁のことで、隣地側の1階の屋根の上に設けられています。 その後、財力の証として競って、うだつを建てたことから、「うだつが上がる」、「うだつが上がらない」ということわざが生まれたと言われています。 これだけ、「うだつが上がる家」が立ち並ぶのも全国的に珍しく、私の知る限りでは岐阜県美濃市にあるくらいだと思います。 京都の町家のように、屋根が少し丸味を帯びている、いわゆる「むくり屋根」の建物も見受けられます。 むくり屋根には、頭を下げてお出迎えという意味が込められているそうです。 また2階部分に虫籠窓(むしこまど)がある建物も目立ちます。虫籠窓とは2階部分に明かりを採る、風を入れるために設けられた細長い窓の形式のことでいくつも等間隔に並びます。 江戸時代から昭和初期にかけて建てられた建物が85棟ほど立ち並びます。
近江八幡の町並み・重要伝統的建造物群保存地区
滋賀県近江八幡市は、豊臣秀次が築いた城下町を基礎として、近世は商業都市として発展した。北は北海道、南は九州、遠くは東南アジアまで活躍した、いわゆる「近江商人」の発祥の地である。
「近江八幡市八幡伝統的建造物群保存地区」の名称で、国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。 八幡掘に面した土蔵群は、当時の繁栄の面影を伺い知ることが出来る。 かつての碁盤の目状に古き町並みが残され、近江商人の本宅だった建物が建ち並んでいます。 近江八幡に住んでいた建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズが設計した旧郵便局
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