設計者の想いの日々(ブログ)
カレンダー
<< 2024年4月 >>
31123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
2829301234
567891011
カテゴリ
すべて(435)当設計事務所の姿勢・信条(31)建築雑感(24)建築知識(22)建築構造・性能(17)建築文化・伝統(27)建築素材・材料(29)住宅・建築業界(18)建築設備(5)設計者の日常(33)工事監理・現場紹介(12)お知らせ・ご挨拶(23)建築士会での活動・広報(18)東日本大震災・竜巻・災害(21)東北・北海道の町並み・建築探訪(11)栃木県の町並み・建築探訪(14)関東の町並み・建築探訪(14)甲信越の町並み・建築探訪(1)京都の町並み・建築探訪(21)西日本の町並み・建築探訪(4)茨城県北の町並み・建築・施設探訪・自然・文化(13)茨城県央の町並み・建築・施設探訪・自然・文化(30)茨城県西の町並み・建築・施設探訪・自然・文化(8)茨城県南の町並み・建築・施設探訪・自然・文化(34)茨城県鹿行の町並み・建築・施設探訪・自然・文化(5)
最新記事
アーカイブ
永井昭夫
建築設計事務所
mail@nagai-sekkei.com
茨城県を中心として
活動している
設計事務所です。
対応エリア

水戸・ひたちなか・那珂・
日立・常陸大宮・城里・
笠間・鉾田・小美玉・
石岡・土浦・つくば・
筑西・古河・牛久・
龍ヶ崎・取手・守谷
その他地域もご相談下さい。

設計者の想いの日々(ブログ)

茨城県鹿行の町並み・建築・施設探訪・自然・文化

麻生藩家老屋敷

麻生藩の家老だった「畑家」のお屋敷は江戸末期に建てられました。
旧麻生町、現在の行方市に位置します。現在の麻生小学校は麻生藩の陣屋があり、その周辺に藩士が住み、屋敷が立ち並んでいました。
茨城県内では武家屋敷は殆ど残存していませんので、貴重な建造物であり、茨城県指定文化財となっています。


現在、ひな祭り期間中でした。


表門は「薬医門」に分類されます。「薬医門」とは切妻の屋根の中心の棟の位置が一般的に真ん中に来るのではなく、正面に寄っているのが特徴で、そうすることで、正面の軒が深くなり風格のある門構えとなります。
カテゴリ:茨城県鹿行の町並み・建築・施設探訪・自然・文化 2017年2月20日(月)

筑波山と霞ヶ浦~行方市(旧玉造町)

筑波山と霞ヶ浦~行方市(旧玉造町)から

カテゴリ:茨城県鹿行の町並み・建築・施設探訪・自然・文化 2017年2月20日(月)

鹿島神宮の雪景色

本日の鹿島神宮は雪景色です。(茨城県鹿嶋市・国指定重要文化財)


拝殿




12月のブログにも掲載しましたが、やはり、本殿の「檜皮葺き」には圧巻です。(修復工事中)


拝殿の奥にある「石の間」です。
カテゴリ:茨城県鹿行の町並み・建築・施設探訪・自然・文化 2013年1月28日(月)

茨城県水郷県民の森



この建物は、大断面集成材の木構造で造られた、潮来市に位置する「茨城県水郷県民の森」のビジターセンターで、その敷地は51.5haに及び、コナラやクヌギの雑木林のほか、シイやカシなどの照葉樹が見られる、自然豊かな平地林となっており、茨城県の隠れた名所です。
その敷地内には、大膳池や、そこに架かる85mの長さを持つ吊り橋、大生古墳群、野外活動広場などがあります。
広大な自然豊かな敷地、そして立派なビジターセンターが建っているにもかかわらず、内部は非常に閑散としています。おそらく、大きなイベントでもなければ、人々が賑わうことはないでしょう。
折角、これだけの敷地を有しているのですから、レストランなどの飲食店を建てて、民間の活力を導入してもいいような気がいたします。
指定管理者は、(財)茨城県農林振興公社となっております。



丸柱、やや湾曲した梁ともに集成材で出来ています。建築的には、「大断面集成材」と呼ばれています。


大膳池


大膳池に架かる横長85mに及ぶ吊り橋です。
カテゴリ:茨城県鹿行の町並み・建築・施設探訪・自然・文化 2013年1月25日(金)

花~潮来あやめ祭り

「花なんか関係がない!」という人生を長い間、送ってきました。「花」が自分に一体、何をもたらしてくれるのかと反発心すら覚えていたと思います。
「永井さんは何の花が好きなの?」と聞かれても、「はぁ・・・・・・」と答えるのみでした。そりゃ、そうです。バラとカーネーションの区別すらつきませんでしたから、「花」と言われても、私には無縁の世界でした。
若い頃は(今でもまだ若いと思っていますが)、生き急いでいましたし、心の余裕も何もありませんでしたから、それはそれで、もう過ぎたことですから、肯定的に捉えようと思います。

先月、笠間のつつじを見に出かけました。満開となった色彩豊かなつつじの花には感動を覚えましたが、決して勾配の緩くない坂道を80歳を越えた高齢の方々が感慨深くつつじに魅入って歩いている姿を見て、私の「花なんか関係がない!」という半生を振り返って、とても恥ずかしい想いを抱いたと同時に、何かを捨てて今まで生きてきたのではないかと、自分自身に問いかけをせずにはいられなくなりました。

2月になれば梅、3月末から4月になれば桜、5月になればつつじ、6月になれば紫陽花、夏になれば向日葵、秋になれば秋桜、萩、紅葉、冬には水仙の花が咲きます。
四季に恵まれた日本で、長い間培われた日本人の感性を忘れてしまって、どうして良い建築物の設計ができるのでしょうか。日本の伝統技術を守って、建築の設計の仕事に携わっていくのであれば、今までの半生を猛省していかなければならないと現在は考えています。


というわけで、潮来のあやめです。

















カテゴリ:茨城県鹿行の町並み・建築・施設探訪・自然・文化 2010年6月15日(火)
Copyright (C) 2024 永井昭夫建築設計事務所 All Rights Reserved.