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設計者の想いの日々(ブログ)茨城県南の町並み・建築・施設探訪・自然・文化西光院
石岡市と桜川市の境にある上曽峠(うわそとうげ)から1~2km入った、峰寺山の中腹にある天台宗の寺院で、茨城百景の一つである。石岡市吉生に位置する。
急斜面の岩に柱を建てる「懸(かけ)造り」という様式で、その規模こそ及ばないものの、関東の「清水寺」とも呼ばれる。 天気によっては、筑波山、霞ヶ浦、太平洋まで見渡すことが出来て、その眺望には地元では定評があります。 平安時代初期に開山され、現在の本堂の建築時期は1791年、昭和45年に茨城県より文化財の指定を受け、その翌年から一年半の歳月をかけて、当時2110万総工費で改修された。 立入禁止措置のため、「懸(かけ)造り」を見学するには少々角度が悪いが、茨城県ではこの様式の建造物は「西光院」のみと言われる。 また、樹齢600年、樹周5.7mに及ぶすだ椎(スダジイ)や楠(くすのき)の巨木が境内で存在感を示している。 次回は紅葉の時期に訪れてみたい。
つくば市洞下(ほらげ)の町並み
つくば市洞下(ほらげ)は、筑波山の麓の西側から程近い、豪農集落の風情がある町並みです。
江戸時代は、現在のつくば市谷田部と栃木県の茂木町を結ぶ細川街道沿いの宿場街でした。周辺には縄文時代の遺跡が残ります。
カフェ・ポステン
つくば市北条のつくば道の起点付近に位置する「カフェ・ポステン」は、大正時代郵便局として建築された建物をカフェに改装したお店です。
「ポステン」はスウェーデン語で郵便局を意味します。 店主である椎名さんは、ブラジルはサンパウロのコーヒー会社・直営店舗にて様々な研修経験を持ち、陶芸作家さんによる手仕事の器で本格焙煎コーヒーをお出ししています。 お店には、道路正面から入店するのでなく、道路から見て左側の細い路地を通って、玄関まで行き着くアプローチになっています。 大正時代建築当初のまま構造材を生かした内装には経年変化で培われた味わい深さを感じることができます。まさに「隠れ家」といった存在です。
筑波山の梅まつり~2014年
水戸の「梅まつり」は全国的にも有名ですけれども、筑波山でも「梅まつり」が開催されています。筑波山の梅まつり
筑波山は標高は877mと低いが、富士山を引き合いにして、「西の富士、東の筑波」と称されるほど、その美しさには定評があります。 筑波山からは、田園風景や学園都市の街並みだけでなく、富士山の美しい景観を眺められることもあるため、2005年に関東の富士見百景に選定されました。 筑波山の梅林は傾斜はきついですが、様々な大きさの筑波石がバランス良く配置され、梅の花と見事に調和しています。 筑波山は万葉集でも、しばしば歌われ、古くから民衆に親しまれてきたようです。
木村家住宅~かすみがうら市
木村家住宅(旅籠・皆川屋)~かすみがうら市下稲吉
かすみがうら市の旧水戸街道沿いの下稲吉は、江戸時代「稲吉宿」と呼ばれ、宿場として栄え、当時17軒の旅籠が軒を連ねていた。木村家住宅(旅籠・皆川屋)は江戸時代末期の建築である。 この旅籠には女郎が出入りしていた時代もあり、2階の客室の壁には、当時遊んでいた客の落書きが残っている。旧水戸街道に残る唯一の旅籠である。茨城県指定文化財。
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