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設計者の想いの日々(ブログ)茨城県南の町並み・建築・施設探訪・自然・文化つくば市の旧郵便局建築
現在、つくば市内には木造の旧郵便局の建物が私が把握している限り、3か所あります。それぞれ、昭和初期から中期に建てられて、郵便局としての役目は既に終えていますが、現在でも異彩を放っている建築物です。
旧筑波山郵便局 イベント時、春と秋のイベント時に公開されます。建物の両サイドの上げ下げ窓の下部や玄関戸のガラス部分、また屋根の鬼瓦に〒マークがあったりして、とても郵便局らしく趣のある建物です。 旧常陸北条郵便局 現在は「カフェポステン」というお店として活用されています。 近年、国の登録文化財となりました。 郵便局時代と外壁の色は大きく変わっているとのことです。 旧葛城郵便局 現在の地名では「刈間」に位置しています。
常陸風土記の丘の枝垂れ桜~石岡市
石岡市にある「常陸風土記の丘」ではソメイヨシノ、枝垂れ桜、ボタン桜があり、現在は枝垂れ桜がちょうど見頃を迎えていました。
数年前は知る人ぞ知るスポットでしたが、ここ数年は桜の時期となると付近が渋滞する程となりました。 敷地内には会津の古民家が移築されています。私の瞑想の場所です。
福岡堰の桜~つくばみらい市
福岡堰は江戸時代の新田開発に伴って灌漑用水のために建設された小貝川の堰で、その後何度か改築されて現在に至ります。1.8kmにわたって桜並木が続きます。
枝垂れ桜と筑波山~つくば市神郡
お彼岸が過ぎ、四月に入り、だいぶ春らしい時候になってきました。
二十四節気では「春分」に続き、そろそろ「清明」に入る時期です。 「清明」とは万物が清らかで生き生きとした様子を表した「清浄明潔」という言葉を訳した季語です。 こちらは筑波山神社(江戸時代は知足院中禅寺)への参詣道だった「つくば道」の道中にある神郡(かんごおり)地区の佐治右衛門邸の枝垂れ桜です。 「つくば道」は日本の道100選の一つです。 筑波山中腹にある筑波山神社です。江戸から見て筑波山が鬼門の方向に位置することから、江戸時代には幕府から手厚く庇護されました。
石岡陣屋門
江戸時代、「府中藩」が石岡を治め、現在の石岡小学校や石岡市民会館付近に「府中藩」の陣屋(役所)があったようです。その陣屋門は「高麗門」と呼ばれる様式で、門の裏手に小さな切妻屋根が2か所あるのがその特徴です。
この「陣屋門」は1828年に建てられ、「府中藩」の江戸屋敷を建てる際、余った材料で造られたようです。その後、何度かの移築を経て、現在は元々あった場所に極めて近い位置に移されています。 陣屋門付近の酒蔵跡地にはレンガ塀が残っています。 こちらも陣屋門の近く、「旧横瀬医院」がとても魅力的です。
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