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設計者の想いの日々(ブログ)茨城名産・干しいも
全国生産量の8割以上のシェアをしめる茨城の「干しいも」は、明治40年代に生産が始まりました。
「干しいも」の作り方は大きく3段階に分かれ、サツマイモを蒸し、その皮をむいて薄く切り、切った物を干し上げます。 茨城県内でも代表的な産地としては、太平洋側沿いのひたちなか市が有名です。冬場、太平洋側から乾いた風が吹き降ろすと、約7~14日間で、切り干しの「干いも」が出来上がります。(丸干しの場合約30日間) 昔は天日干しすることで、夜と昼との温度差を利用し、これが毎日繰り返されることで、甘味が凝縮された柔らかい「干いも」が作られていました。 ただ最近は機械乾燥された「干しいも」も多く、最短一日で水分を飛ばして完成させることも出来ますが、味・食感は、天日干しより劣ります。 これは木造建築、とりわけ木材の自然乾燥と人工乾燥の品質の差が歴然としているのと同じです。 どの業界も機械化が進み、省力化が進んでいますが、昔ながらの製法で、手間暇かけて精魂こめて作ったこだわりの一品には適いません。 大洗のほしいも 紅はるか 横田商店 天日干しなので、さすがに美味しいですよ。
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