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設計者の想いの日々(ブログ)2013年12月21日(土)大谷石資料館(大谷石地下採掘場跡)・平和観音
宇都宮市大谷町にある「大谷石資料館」は、その広さ2万㎡、深さ30mにも及ぶ大谷石地下採掘場跡で、その見学はもちろんのこと、コンサート、映画などの撮影、美術展、結婚式などイベントスペースとして利用されています。
大谷石の採掘が本格的に行われ始めたのは江戸中期頃からで、昭和30年代から機械化され、大量に採掘されるようになりました。 大谷石は火山灰から成る「凝灰岩」で、塀などに多く利用されてきました。地震に弱い、脆いというイメージがありますが、特に内装材として利用については、自然素材のひとつとして、まだまだ無限の可能性を秘めているように私は考えています。 大谷石資料館周辺には、まだまだ大谷石が無限に近く存在しています。 平和観音 大谷石の採掘場跡に立つ高さ27mの観音像。昭和29年に手彫りにて築造。 大谷石資料館と目と鼻の先です。
カトリック松が峰教会
宇都宮市の市街地に位置する「カトリック松が峰教会」は昭和7年に建築され、大谷石を使用した建築物としては、国内最大級の規模を誇ります。
近代建築の巨匠であるフランク・ロイド・ライトが設計した旧帝国ホテルでも大谷石が使用されましたが、カトリック松が峰教会と同じ採掘場の大谷石です。 建築様式は、中世ヨーロッパのロマネスク建築です。 設計は、当時横浜に住んでいたスイス人建築家のマックス・ヒンデル。 国の登録有形文化財となっています。 外部だけでなく、内部にもふんだんに大谷石が使用されています。 外観は大谷石の組積造に見えますが、内部を見ると、構造がRC(鉄筋コンクリート)造というのがわかります。 東日本大震災による被害は軽微に留まりました。
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