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設計者の想いの日々(ブログ)2013年12月4日(水)蔵のまち喜多方PARTⅠ~甲斐本家蔵座敷
甲斐本家蔵座敷は、4代目吉五郎が、大正6年に新潟の棟梁・宇佐美与四郎を招き、共に各地の名家を見て歩き、完成まで7年の歳月を要しました。
外壁は、喜多方では珍しい黒漆喰が主に塗りこめられ、重厚な風格が漂います。 座敷内部は、選りすぐりの銘木を取り寄せ、四方柾の檜・紫檀・黒檀・鉄刀木(たがやさん)などが使用されています。 筬(おさ)欄間は、檜の1枚板を数㎜幅の細い桟にくり抜く技法で、通常の筬欄間の造り方とは全く違った精緻を極めた技を見ることが出来ます。 ふすまと障子の枠は紫檀が使用されています。
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