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設計者の想いの日々(ブログ)真壁伝承館筑波山系の山並みを背にして建築された桜川市の「真壁伝承館」は、真壁地区交流の場、そして真壁地区を訪れる人たちのための案内施設として、平成23年9月1日に開館しました。 その建築地には、かつて江戸時代の役所である「真壁陣屋」がありました。そのため建築に先立ち、発掘調査を行われ、陣屋を囲んでいた堀や内部にあった池などの遺構や遺物が多数、発見されました。 この施設には、真壁産の御影石や、茨城県産間伐材の杉材がふんだんに使われ、また、重要な歴史的文化遺産が多く保管されています。 玄関の出入口がわかりにくい、雨水の処理など、設計上に多少、配慮が欠ける部分がありますが、2012年の日本建築学会賞を受賞しています。 そういう賞に選ばれるくらいですから、設計及び施工には、細部に至るまで、工夫が施されています。 ただ、登録有形文化財が104棟もある地域性を考慮すれば、S造(鉄骨造)ではなく、木造で建てたら、もっと良かったように、私は思います。 ちなみに桜川市真壁地区は、2010年6月に、日本で87番目、関東地区では4番目の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、江戸時代以来の町割りが残り、蔵造の町家を中心に、近代の町家や洋風建築も残っています。 東日本大震災では、甚大な被害を蒙りましたが、修復・復元工事が着実に行われており、往年の姿を取り戻そうとしています。 昔ながらの土壁の下地である「竹小舞」が組まれています。 今日の昼食は… うまかべ すいとん~割烹 二葉(桜川市真壁)
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