カレンダーカテゴリすべて(435)当設計事務所の姿勢・信条(31)建築雑感(24)建築知識(22)建築構造・性能(17)建築文化・伝統(27)建築素材・材料(29)住宅・建築業界(18)建築設備(5)設計者の日常(33)工事監理・現場紹介(12)お知らせ・ご挨拶(23)建築士会での活動・広報(18)東日本大震災・竜巻・災害(21)東北・北海道の町並み・建築探訪(11)栃木県の町並み・建築探訪(14)関東の町並み・建築探訪(14)甲信越の町並み・建築探訪(1)京都の町並み・建築探訪(21)西日本の町並み・建築探訪(4)茨城県北の町並み・建築・施設探訪・自然・文化(13)茨城県央の町並み・建築・施設探訪・自然・文化(30)茨城県西の町並み・建築・施設探訪・自然・文化(8)茨城県南の町並み・建築・施設探訪・自然・文化(34)茨城県鹿行の町並み・建築・施設探訪・自然・文化(5)最新記事アーカイブ
mail@nagai-sekkei.com
茨城県を中心として
活動している 設計事務所です。
対応エリア
水戸・ひたちなか・那珂・
|
設計者の想いの日々(ブログ)地鎮祭地鎮祭とは、建物を建てる際に、工事の無事・安全と建物や家の繁栄を祈る儀式のことを言います。 一般的には「じちんさい」と読みますが、「とこしづめのまつり」と読むこともあります。 工事の着工にあたり、最寄の神社から神主さんをお招きして、神様にお供え物をし、祝詞をあげ、お祓いをして浄め、最初の鍬や鋤を入れ、工事の無事を祈ります。 地鎮祭の吉日とされるのは、大安、友引、先勝の日です。(先勝の場合は、先に行った方が勝ちということで午前中に行います) 地鎮祭は数百年以上の歴史があり、遠い昔から行われている歴史のある行事であり、 記録では、奈良時代には既に地鎮祭があったとされています。 一般的には、神式で神主さんが行いますが、仏式・キリスト教式で行っても構いません。 神主さんの謝礼の相場は3~5万で、熨斗袋に、「御初穂料」「御玉串料」「御礼」などと書いてお渡しします。 昔の地鎮祭は、笹竹、砂、米、塩、海の幸、山の幸、野の幸など、必要なものを建築主・施工会社が用意するものでしたが、現在では、神主さんのほうで用意する場合も増えてきています。 式の後半になると、玉串奉奠(たまぐしほうてん)というものがあり、二礼二拍手一礼をして、神前に玉串を捧げます。玉串とは、榊(さかき)などの常緑樹の小枝に、紙のヌサ(幣)と言われるものを付けたものです。原則的に参列者全員が行います。 最後に、神酒拝戴(しんしゅはいたい)と言って、祭壇にあがっていたお神酒を頂き、参列者に行き渡ったら、全員で戴き、乾杯をして、工事の無事・安全と建物や家の繁栄を祈ります。 ちなみに、地鎮祭のあとには、近所に工事が始まる旨を伝え、挨拶をしたほうが良いでしょう。 四方祓い(シホウハライ) お神酒、米、塩、白紙などを、敷地の中央と四隅にまきます。 地鎮祭については、絶対行わなければならないものではありません。、あくまで任意に過ぎないのですが、なぜか9割以上の方が執り行っているようです。日本の伝統と乖離したように見える現代の日本にあって、意外にも、無意識のうちに、日本の長い伝統が根付いているのかもしれません。
近い日にかかれた記事
|