カレンダーカテゴリすべて(435)当設計事務所の姿勢・信条(31)建築雑感(24)建築知識(22)建築構造・性能(17)建築文化・伝統(27)建築素材・材料(29)住宅・建築業界(18)建築設備(5)設計者の日常(33)工事監理・現場紹介(12)お知らせ・ご挨拶(23)建築士会での活動・広報(18)東日本大震災・竜巻・災害(21)東北・北海道の町並み・建築探訪(11)栃木県の町並み・建築探訪(14)関東の町並み・建築探訪(14)甲信越の町並み・建築探訪(1)京都の町並み・建築探訪(21)西日本の町並み・建築探訪(4)茨城県北の町並み・建築・施設探訪・自然・文化(13)茨城県央の町並み・建築・施設探訪・自然・文化(30)茨城県西の町並み・建築・施設探訪・自然・文化(8)茨城県南の町並み・建築・施設探訪・自然・文化(34)茨城県鹿行の町並み・建築・施設探訪・自然・文化(5)最新記事アーカイブ
mail@nagai-sekkei.com
茨城県を中心として
活動している 設計事務所です。
対応エリア
水戸・ひたちなか・那珂・
|
設計者の想いの日々(ブログ)2012年10月28日(日)真壁伝承館筑波山系の山並みを背にして建築された桜川市の「真壁伝承館」は、真壁地区交流の場、そして真壁地区を訪れる人たちのための案内施設として、平成23年9月1日に開館しました。 その建築地には、かつて江戸時代の役所である「真壁陣屋」がありました。そのため建築に先立ち、発掘調査を行われ、陣屋を囲んでいた堀や内部にあった池などの遺構や遺物が多数、発見されました。 この施設には、真壁産の御影石や、茨城県産間伐材の杉材がふんだんに使われ、また、重要な歴史的文化遺産が多く保管されています。 玄関の出入口がわかりにくい、雨水の処理など、設計上に多少、配慮が欠ける部分がありますが、2012年の日本建築学会賞を受賞しています。 そういう賞に選ばれるくらいですから、設計及び施工には、細部に至るまで、工夫が施されています。 ただ、登録有形文化財が104棟もある地域性を考慮すれば、S造(鉄骨造)ではなく、木造で建てたら、もっと良かったように、私は思います。 ちなみに桜川市真壁地区は、2010年6月に、日本で87番目、関東地区では4番目の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、江戸時代以来の町割りが残り、蔵造の町家を中心に、近代の町家や洋風建築も残っています。 東日本大震災では、甚大な被害を蒙りましたが、修復・復元工事が着実に行われており、往年の姿を取り戻そうとしています。 昔ながらの土壁の下地である「竹小舞」が組まれています。 今日の昼食は… うまかべ すいとん~割烹 二葉(桜川市真壁)
近い日にかかれた記事
|