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設計者の想いの日々(ブログ)坂野家住宅
坂野家住宅~茨城県常総市(旧水海道市)
坂野家はこの地方の惣名主的存在であり、1ヘクタールにおよぶ広大な敷地をもち、その住宅は十八世紀初頭に大半を建立し、その後十九世紀の中ごろに座敷その他を増設して現在の規模になった。太い柱や梁で構成された構造は豪壮であり、大型住宅として数少ない遺例である。坂野家は江戸時代中期の飯沼の新田開発の地元責任者であり、幕府の役人の出張所という役割も担った。また、月波楼(げっぱろう)と名付けられた「書院」があり、多くの書家や画家の創作の場ともなった。表門(薬医門)および塀も住宅とともに豪農の屋敷構を伝えている。現在は風土博物館として利用され、映画・TVドラマのロケ地としても有名である。国重要文化財。 何層にも葺かれた茅葺屋根 月波楼 大正時代に建替え 文庫蔵 蔀戸 平安時代の寝殿造で多用された建具である。日中は格子の間から採光をとり、夜は格子を閉めて雨戸とする。 中庭 広大な庭園があっても、建物内に緑を取り込むことで、採光と寛ぎのある空間を設けることも重要だと思います。 表門(薬医門)と塀 広大な庭園
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