設計者の想いの日々(ブログ)
カレンダー
<< 2012年12月 >>
2526272829301
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
303112345
カテゴリ
すべて(435)当設計事務所の姿勢・信条(31)建築雑感(24)建築知識(22)建築構造・性能(17)建築文化・伝統(27)建築素材・材料(29)住宅・建築業界(18)建築設備(5)設計者の日常(33)工事監理・現場紹介(12)お知らせ・ご挨拶(23)建築士会での活動・広報(18)東日本大震災・竜巻・災害(21)東北・北海道の町並み・建築探訪(11)栃木県の町並み・建築探訪(14)関東の町並み・建築探訪(14)甲信越の町並み・建築探訪(1)京都の町並み・建築探訪(21)西日本の町並み・建築探訪(4)茨城県北の町並み・建築・施設探訪・自然・文化(13)茨城県央の町並み・建築・施設探訪・自然・文化(30)茨城県西の町並み・建築・施設探訪・自然・文化(8)茨城県南の町並み・建築・施設探訪・自然・文化(34)茨城県鹿行の町並み・建築・施設探訪・自然・文化(5)
最新記事
アーカイブ
永井昭夫
建築設計事務所
mail@nagai-sekkei.com
茨城県を中心として
活動している
設計事務所です。
対応エリア

水戸・ひたちなか・那珂・
日立・常陸大宮・城里・
笠間・鉾田・小美玉・
石岡・土浦・つくば・
筑西・古河・牛久・
龍ヶ崎・取手・守谷
その他地域もご相談下さい。

設計者の想いの日々(ブログ)

奥久慈漆

先日、「山方漆ソサエティ」様に、吉野松の「奥久慈漆」の拭き漆仕上げを二枚お願いしました。
茨城県の奥久慈地域は、日本で第二位の「漆」の生産量を誇ってきましたが、現在は安価な中国産に押されて、高品質の「奥久慈漆」も振るわない状況に陥っています。国産漆の使用量は、現在、全体のたった2%に過ぎません。ほとんどが低品質で、劣化の激しい中国産で占められています。
地場産業の復興のためにも、建築士として、これからも最善を尽くしていく所存です。
拭き漆仕上げとは、木目を活かした漆の塗り方で、漆を5回前後、摺り込むことによって、深い艶を帯びてきます。
「奥久慈漆」塗の吉野松に、笠間焼の洗面ボウルを載せる予定です。
来年2~3月には出来上がりますので、この場で公開したいと思います。

「山方漆ソサエティ」
http://www10.plala.or.jp/k-mutou/yus.html


以下、「山方漆ソサエティ」様のHPからの引用です。

「japan」の英訳(漆、漆器)をご存知ですか?磁器を「china」というように、国名と重なるのは希であり、その歴史的背景、重要性は多くの言葉を要しません。しかし時代は、合成漆、科学塗料を生み これらが今生活の隅々で主役演じています。かつて、茨城県北部久慈川上流域(奥久慈地方)は、漆の特産地として名声を博していました。しかし、安価な輸入品により現在その生産は往時の活況とは程遠く、さらに漆掻き師の継続者は皆無と言っても良い状況なのです。この様な中、茨城県山方町のグループが、2001年に会員自らが、漆掻き、生地作り、塗り、そして創作品の開発を目指して立上げたのが、YUS山方漆ソサエティで、東京の漆工芸荻房の指導を受けながら活動しています。
カテゴリ:建築素材・材料 2012年12月1日(土)
近い日にかかれた記事
旧矢中龍次郎邸 2012年12月9日(日)
奥久慈漆 2012年12月1日(土)
Copyright (C) 2024 永井昭夫建築設計事務所 All Rights Reserved.