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設計者の想いの日々(ブログ)2014年2月6日(木)旧亀岡家住宅
福島県伊達市にある旧亀岡家住宅は、蚕種製造業を営み、福島県会議員、伊達崎村長などをつとめた亀岡正元氏によって明治30年に建てられた。延床面積は約200坪に及び、外観は洋館であるが、内部は書院造りを基調とした純和風である。黒柿、鉄刀木、花梨、紫檀、数千年経過した阿武隈川の埋もれ木など、銘木がふんだんに使用されており、欅(けやき)や杉材も多用されているが、厳選された材料ばかりである。障子の代わりに、当時貴重であったガラス戸が多用され、「亀岡」の名前にちなんで、床の間に亀の彫り物があったり、書院の格子が亀甲模様だったりするなど、非常に贅を凝らした造りとなっている。
旧亀岡家住宅は、正元氏の子孫の方から旧保原町に寄贈され、平成7年現在地に移築復元された。往時をそのままに、復元の精度は驚くほど高い。福島県指定文化財。
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