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設計者の想いの日々(ブログ)西光院
石岡市と桜川市の境にある上曽峠(うわそとうげ)から1~2km入った、峰寺山の中腹にある天台宗の寺院で、茨城百景の一つである。石岡市吉生に位置する。
急斜面の岩に柱を建てる「懸(かけ)造り」という様式で、その規模こそ及ばないものの、関東の「清水寺」とも呼ばれる。 天気によっては、筑波山、霞ヶ浦、太平洋まで見渡すことが出来て、その眺望には地元では定評があります。 平安時代初期に開山され、現在の本堂の建築時期は1791年、昭和45年に茨城県より文化財の指定を受け、その翌年から一年半の歳月をかけて、当時2110万総工費で改修された。 立入禁止措置のため、「懸(かけ)造り」を見学するには少々角度が悪いが、茨城県ではこの様式の建造物は「西光院」のみと言われる。 また、樹齢600年、樹周5.7mに及ぶすだ椎(スダジイ)や楠(くすのき)の巨木が境内で存在感を示している。 次回は紅葉の時期に訪れてみたい。
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