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設計者の想いの日々(ブログ)2014年1月23日(木)小美玉市小川地区の町並み
倉敷、長野の妻籠、奈良の橿原、京都祇園、金沢、喜多方、会津若松、川越、栃木市、千葉の佐原、秋田の角館、岡山の吹屋などに比較すれば、面白くないかもしれませんが、茨城にも景観整備によって化ける可能性がある地区も存在します。
今回は、小美玉市小川地区は取り上げます。 小川地区は、霞ヶ浦の北岸、園部川下流に位置し、江戸初期から内陸水路の重要な河岸として栄えました。小川河岸は水戸藩領から、園部川・霞ヶ浦を経て、佐原から利根川を遡り、関宿から江戸川に入って江戸浅草に達する内陸水路であり、小川は廻漕業を専業とする豪商も多かったようです。造り酒屋や醤油醸造元の建造物も景観に寄与するところは大きい。 小美玉市の前身である旧美野里町、旧小川町、旧玉里村は皆一様に文化センターなどのつまらない箱物を作りすぎました。作ってしまったものは仕方がないので有効活用すべく努力する必要はありますが、既存の町並みを生かして、まちを発展させることには努力を怠りました。旧小川地区については、20年前はもっと歴史的建造物があった筈で、時代の流れもあるかと思いますが、莫大な税金を投入して新しく作った箱物が機能している状況とは言うことが出来ない以上、失政の謗りは免れないかと思います。 霞ヶ浦を眺む~小美玉市玉里地区より
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