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設計者の想いの日々(ブログ)すべて嵐山・嵯峨野
渡月橋(とげつきょう)は、京都市の桂川に架かる橋です。
承和年間(834年~848年)に僧、道昌が架橋したのが始まりとされます。亀山上皇が、橋の上空を移動していく月を眺めて「くまなき月の渡るに似る」と感想を述べたことから「渡月橋」と名付けられました。 橋脚と橋桁はRC造ですが、欄干部分は木造となっています。嵐山の象徴とも言われる建造物です。 創建年1345年、足利尊氏が亀山天皇の離宮である「亀山殿」を寺に改めたのが、世界遺産に登録されている「天龍寺」です。 特別名勝となっている池泉回遊式庭園で、夢窓疎石の作庭。 天龍寺の北側を抜けると、「竹林の道」が続きます。 源氏物語の光源氏も通った道です。
今日は一級建築士試験官今日は一級建築士の試験官でした。 受験者数はここ10数年で半減しました。現在の一級建築士の合格者数は約4000人程度で推移しています。 合格者が一万人という時代もありましたが、その世代は、そう遠くない時期に引退を迎えます。 また、建築士の大半が名前だけのペーパー建築士であるという事実や、近年の建築基準法の厳格な運用等の情勢を考慮すると、建築設計技術者の不足はいずれ深刻な問題になる可能性が大きいと思われます。 既に、構造設計の技術者は大きく不足しています。 建築物のプレハブ化・商品化が益々進行し、建築士の名義貸しが横行するような事態を憂慮してやみません。
木材利用ポイント
今年の7月より「木材利用ポイント」の申請の受付が始まりました。地域材を使用して、住宅を新築・増築・リフォームすることで、ポイントが付きます。
その目的としては、国内の森林の健全な育成、地域の振興、地球温暖化の防止などが挙げられます。 日本の森林資源(蓄積)は毎年増加しており、日本で1年間に消費される木材の総量とほぼ同じ約8千万m3が毎年増加しています。外国の木材に押され、国産自給率が26%と低迷し、日本国内の木材の利用が進まないことにより、新しく木が植えられない、間伐が進まないことなどから、土砂崩れの原因になったり、CO2の吸収能力が減少したり、病虫害が発生しやすくなっています。また、農山村地域の活力低下の大きな原因となっています。そして、杉の膨大な蓄積により、杉花粉症が深刻な問題となっています。 その対策として、林野庁が今年度400億の予算をつけて、「木材利用ポイント」事業に着手したというわけです。 その概要としては以下の通りです。 ①木造住宅の新築・増築または購入 ・主要構造材(柱・梁・桁・土台)及び間柱(並びに基準を満たす構造用合板及び木杭)において、地域材を材積の過半に相当するの量以上使用するもの。 ・その地域材の樹種は、杉、檜、唐松、とど松、赤松、黒松、琉球松又はアスナロ(ひば)とする。 ・一棟あたり30万ポイント(円)、特定被災区域であって、「全壊」等と認定された場合は50万ポイント。 ②住宅の床・内壁および外壁の木質化工事 ・床・内壁については、9㎡以上の木質化をポイントの対象とし、その面積が増えるごとにポイントが加算される。 ・外壁については、10㎡以上の木質化をポイントの対象とし、その面積が増えるごとにポイントが加算される。 ・木質化工事の対象となる地域材の樹種は、杉、檜、唐松、とど松、赤松、黒松、琉球松又はアスナロ(ひば)とする。 ・住宅の床・内壁および外壁の木質化工事の上限ポイントは30万ポイント(円)。 ・天井及びバルコニーの外壁等の木質化は対象外。 ③木材製品および木質ペレットストーブ・薪ストーブの購入 ・一製品あたり上限10万ポイント(円)。一製品あたりのポイント付与数は価格の10%程度。 ・これらのポイントは全て合算することが出来ます。 「①木造住宅の新築・増築または購入」と「②住宅の床・内壁および外壁の木質化工事」を併用すれば、上限60万ポイント(円)となります。 これらのポイントは、地域の農林水産品、一般型商品券・プリペイドカード、農林水産品関連商品券、地域・中小企業型商品券、被災地に対する寄附、即時交換(木材利用ポイント対象の工事以外の木材を使用した工事の費用に充当・付与されるポイントの50%を上限)などに交換することが出来ます。 ・ポイントの発行対象となる工事の期間 期間内に工事に着手したもの 平成25年4月1日~平成26年3月31日 ポイント発行申請できる期間 平成25年7月1日~平成26年7月31日 (予算消化次第終了) ・「木材利用ポイント」を申請し、その工事を行うのは、あらかじめ登録された工事業者でなければ出来ません。 詳しくはこちらのページをご参照ください。 木材利用ポイント
伝統工法による蔵の改修工事が始まります
104棟の登録文化財を有する「重要伝統的建造物群保存地区」である桜川市真壁地区では、東日本大震災により、沢山の古い建物が大きな損傷を受けました。
桜川市真壁地区では「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されていることもあり、国から補助金を受けて、現在、災害復旧工事が急ピッチで進められています。 原則的に伝統工法で工事を行い、竹小舞の下地を組んで、昔ながらの土壁によって改修します。 従って、工期は現在の工法と比較にならないほど長く、1年半~2年かかります。 今回の「蔵」の改修工事の進捗状況については、工事監理者の立場として、随時、ブログで掲載していきたいと考えています。今年9月からの着工の予定です。
瑠璃光院
京都市左京区の比叡山口にある風光明媚の地「八瀬」は、平安時代から貴族や武士に親しまれた保養地でした。その八瀬にひっそりと佇んでいる「瑠璃光院」は、2005年より、季節限定で一般公開されるようになりましたが、2013年5月31日をもって公開が中止されることになりました。今回の画像は2013年5月30日のものです。秋の紅葉を見る機会を持つことが出来ず、残念です。
様々な種類の青もみじがとても幻想的です。 瑞々しい苔の絨毯で覆われた庭園 この数寄屋造りの建築は中村外二氏によるものです。
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