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設計者の想いの日々(ブログ)すべて野いばら館(旧水戸商業高校本館玄関部分)野いばら館(旧水戸商業高校本館玄関部分)は1904年4月に落成した木造平屋建の旧校舎で、設計は、国の重要文化財となって現存している旧土浦中学校本館(現・土浦一高)、旧太田中学校講堂(現・太田一高)などを手掛けた茨城県営繕技師の駒杵勤治である。 水戸商業高校の敷地内に「野いばら」が群生していたことにより、「野いばら館」と名付けられ、平成8年には、同年に制定された国登録有形文化財制度の茨城県第一号に登録された。現在は、玄関部分が敷地内に移築保存されて、同窓会館として活用、資料展示室も整備されている。 「野いばら館」の北東側に、視線を遮るようにヨド物置が無造作に置かれ、また、折角の歴史的建造物の周囲を囲うように、陳腐なスティールフェンスが設置されているのがとても目障りであり、学校側の景観に対する意識の低さを垣間見ることができる。
下館の町並み・その3
下館の中心市街地である国道50号沿いとその周辺には、江戸から明治時代の関東地方の商家に特徴的な重厚な雰囲気な建物と、近代洋風建築の歴史的建造物が混在しています。下館の町並み・その1とその2で取り上げることが出来なかった歴史的建造物を紹介します。
下館の町並み・その2~板谷波山生家・荒為・荒七酒店
筑西市下館地区の中心市街地・国道50号沿いに文化勲章を受賞した陶芸家である板谷波山(1872~1963年)の生家があります。江戸中期に建てられた木造平屋建で、平成7年に、波山の生家、庭園、工房、展示館などを整備し、「板谷波山記念館」として開館しました。
荒為 波山の生家から程近い、国道50号沿いにある、「荒為」は、明治時代から肥料荒物問屋として繁盛した商家です。明治23年から昭和初期にかけて建てられた見世蔵、母屋、脇蔵は、現在、会席料理店・住宅・事務所等に活用されています。国の登録文化財。 こういう空間が個人的には非常に好きです。 荒七酒店 荒為の道路向かい側に位置し、木造3階建の歴史的建造物が向かい合って建っていることは非常に珍しい。屋敷内にある洋館、木造建築、内蔵、石蔵など5棟全てが国の登録文化財となっています。
初心に帰り基本に戻る私が7年前(当時39歳)の頃の現場の写真を偶然見つけました。 やはり若いですね。体重も10kg以上痩せてました(笑) 独立してまだ間もない頃で、実績もなく、事務所のHPもない状態でありながら、お客さんに恵まれ、高齢者や障害者などの福祉施設、店舗、事務所、住宅など切れ目なく受注できて、幸先良いスタートだったと思います。その後苦しい時期もありましたけど…(^_^;) その頃に比べると、現在は揺るぎない自分なりの思想というか、技術的なポリシーは持ち合わせていると思いますが、若さというか青さというか、少々ハングリーさに欠けているような気がします。 この写真を振り返ってみて、「初心に帰り基本に戻ること」が自分自身を見失わないため、また硬直化させないための大切な極意であるように今、ひしひしと感じています。
建築士会活動報告~土浦市中城通りポケットパーク実現へ
茨城県建築士会土浦支部が行った修景提案事業である(仮称)中城通りポケットパーク設置事業が無事、承認されました。その概要は、まちかど蔵・野村に隣接する市所有駐車場の道路側の既存のスティールフェンスを撤去して、コの字型で板塀化し、その内部に木製ベンチを設置するものです。歴史的街並みになぜスティールフェンス?という疑問から生まれた構想です。
ここを景観整備します。 以下7月2日付常陽新聞の記事より引用 市民団体などによる地域活性化や歴史的街並みづくりのハード事業に対して助成する、土浦市の協働のまちづくりファンド(基金)で、今年度第1回のファンド運営委員会が1日、市役所であり、助成事業4件を認定した。 認定事業のうち、おおつ野自治体の申請した市民提案事業「通りの愛称看板設置」は、地区のメーンストリートに愛称看板を設置する。対象経費約116万8560円のうち93万4000円が補助される。 景観形成事業は、いずれも中城通り地区の申請3件を認定した。県建築士会土浦支部のポケットパーク設置は、市観光協会駐車場入口に、市民の憩いの場をつくる。対象経費82万円、補助額は41万円。尾形邸石塀補修工事は、東日本大震災で損傷を受けた石塀を補修する。経費約90万1000円、補助額は45万円。店舗の和風門などを設置する工事は経費約1019万円、補助額は400万円。 同基金の規模は、財団法人民間都市開発推進機構の拠出金5000万円、市出資1億円、市民からの寄付130万円の計1億5130万円。秋頃にも新たな申請を募る予定。基金活用事業は10年程度を予定する。
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