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設計者の想いの日々(ブログ)2012年9月24日(月)木村家住宅~茨城町
木村家住宅(茨城町)
木村家住宅は、江戸時代長岡宿の脇本陣で、問屋(人や荷輸送)や 庄屋をつとめていました。脇本陣は大小名などが宿泊した本陣の予備にあたる宿舎で、街道宿駅に設けられておりました。ここ長岡宿には本陣や脇本陣、旅篭屋など宿場関係の施設やさまざまな商売、営業の店が軒を並べ、宿場として栄えました。当家は、安政4年(1857)の長岡宿の大火により消失、現在の建物 はその後建設されたもので柱は鉋による仕上げ、萱葺きの屋根で改築部は少なく、玄関があり、床の間、次ぎの間が独立性をもっている特徴がある。こうした脇本陣は茨城県内の宿場建築でも現存しているのが少なく希少価値があります。平成5年2月25日、町指定文化財(史跡)となりました。 また、映画「桜田門外の変」のロケセットとして、薩摩藩江戸藩邸や高橋多一郎(生瀬勝久)の居室として撮影に使用されました。 「灯台下暗し」という言葉もあるように、京都などの遠方の地域にだけ目を向けずに、茨城県内の文化財を廻ることをライフワークとしていきたいと考えています。 「過去のものといえども、真に価値あるものは、常に新しさを含んでいる。」 柳宗悦
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