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設計者の想いの日々(ブログ)京都の町並み・建築探訪西芳寺(苔寺)
西芳寺(さいほうじ)は、京都市西京区松尾にある臨済宗の寺院で、世界遺産に登録されています。
約120種の苔が境内を覆い、緑のじゅうたんを敷きつめたような美しさから苔寺とも呼ばれる。約3万平方メートル(約9千坪)にも及ぶ庭園は年間を通して非常に美しい景観を楽しませてくれます。 一週間以上前に往復はがきで予約の申込を行い、冥加料3000円を納め、写経を行い、読経も行ってから、やっと庭園の拝観になります。 庭園内には、茶室が点在しています。
嵯峨鳥居本・重要伝統的建造物群保存地区
嵯峨鳥居本(さがとりいもと)は、京都市右京区に位置し、古くは「化野(あだしの)」と呼ばれ、京の人々の埋葬の地であった。現在の町並みは愛宕神社の門前町として発展したもので、化野念仏寺を境に瓦屋根の町家風民家が並ぶ下地区と茅葺きの農家が多い上地区と二つの風景が共存する。1979年に国の重要伝統的建造物群保存地区として選定された。
産寧坂・重要伝統的建造物群保存地区
産寧坂(さんねいざか)は京都市東山区にある坂で、三年坂(さんねんざか)とも言われます。清水寺へ安産祈願に行く街道筋に当たることから産寧坂と呼ばれ、「重要伝統的建造物保存地区」に指定されています。大同3年(808年)に坂が整備されました。
その北の緩い起伏の石畳の道は二年坂と呼ばれています。 沿道は土産物店、陶磁器店、料亭などが並びます。 「石塀小路」 小路の両側には料亭、旅館などが建ち並び、歴史は意外に新しく大正初期に誕生しました。1996年に「産寧坂・重要伝統的建造物群保存地区」に追加登録されています。
上賀茂・重要伝統的建造物群保存地区
京都市北区にある上賀茂神社から流れ出る明神川に沿って、石垣を積み土塀で囲った家が30軒余り続く。これらは同神社の神官らが住んだ屋敷(社家)で、「社家の家並み」と呼ばれ、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。
世界文化遺産に指定されている「上賀茂神社」よりも、このような町並みにこそ、京都らしさが凝縮されているのではないかと個人的に思う次第です。 世界文化遺産に指定されている「上賀茂神社」
祇園新橋・重要伝統的建造物群保存地区
京都有数の繁華街である祇園は、江戸時代の中期以降、茶屋町として発展した歴史を有する町である。祇園の一角に位置する新橋通りの界隈には、今もなお極めて質の高い、洗練された意匠の茶屋建築が連なっている。
けれども、日本有数の「重要伝統的建造物群保存地区」であるにもかかわらず、電線の地中化がされてない通りもあり、景観を損ねているのは、非常に残念なことである。 建築様式、軒の高さがほぼ同じで統一感がある町並みは、貴重な日本の文化遺産です。 白川沿いに連なる歴史的建造物群 春には桜の名所として賑わう。
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