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設計者の想いの日々(ブログ)京都の町並み・建築探訪大徳寺芳春院
茶の湯文化とも縁が深く、日本の文化に多大な影響を与え続けてきた寺院である、京都市北区の大徳寺の境内は、20を超える塔頭(山内寺院)が立ち並んでいますが、今回は原則非公開である「芳春院」をご紹介致します。
1608年、加賀百万石の祖・前田利家の夫人・松子(まつ、芳春院)が建立し、法号をとって芳春院と名付け、前田家の菩提寺となっています。 長い石畳の参道、秋は紅葉が綺麗です。 金閣、銀閣、飛雲閣と並ぶ京都四閣の一つの「呑湖閣(どんこかく)」、小堀遠州作。 楼閣前には、飽雲池(ほううんち)を中心とした楼閣山水庭園が広がる。客殿から呑湖閣を結ぶ打月橋(たげつきょう)が架かる。 茶席・如是庵のほかに3つの茶席がある。 本堂前の枯山水庭園
京都の町家PART1
今年の5月末から6月初旬に、研修のため京都に滞在していた折に目に付いた町家を今回はご紹介したいと思います。
町家の外観は、紅殻格子(べんがらこうし)と呼ばれる色の濃い格子、虫籠(むしこ)窓、矢来、むくり屋根などが特徴的で、間口が狭く奥行きが深い建物が多いです。 京都市による町家の定義は、「1950年以前に伝統的木造軸組構法で建てられた木造家屋」で、1864年の禁門の変の後、発生した大火(どんどん焼け)以降に建築されたものがほとんど大半とのことです。 町家は、京都市内全域で推計5万軒弱、残されていますが、毎年、1000軒程度消失しています。 いずれも四条堀川付近の町家です。
仁和寺・龍安寺
仁和寺(にんなじ)は、京都市右京区御室にある寺院。世界遺産。
皇室とゆかりの深い寺で、出家後の宇多法皇が住したことから、「御室御所」(おむろごしょ)と称された。桜の名所としても知られる。仁和4年(888年)に落成。 さて、こちらは龍安寺。世界遺産。仁和寺のすぐ近くに位置する。1450年創建。 特別名勝となっている方丈庭園である「龍安寺の石庭」は非常に有名。白砂を敷き詰め、帚目(ほうきめ)を付け、15個の石を無造作に5か所、点在させただけの枯山水の庭である。白砂は大海をイメージし、岩は山のイメージと言われている。作庭者は諸説あるが不明。 15個の石は、庭をどちらから眺めても、必ず1個は他の石に隠れて見えないように設計されている。しかし、中の部屋から1ヶ所だけ15個の石全てが見える位置があるらしい。 外国人にとっても、有名な庭である。
下鴨神社・糺の森・賀茂川
下鴨神社
京都の社寺では最も古い部類に入り、その創建は諸説あるが、1500年以上前まで遡る。世界文化遺産。 糺(ただす)の森 下鴨神社の参道沿いに広がる国の史跡にも指定されている、12万4000㎡に渡る原生樹林。「源氏物語」や「枕草子」にも登場する。 賀茂川 下鴨神社は、賀茂川と高野川と合流地点付近に位置し、その地点より下流を鴨川と一般に称する。
大徳寺瑞峯院
大徳寺は、京都でも有数の規模を有する禅宗寺院で、境内には20を超える塔頭(山内寺院)が立ち並んでおり、歴代多くの名僧を輩出してきたことで知られ、茶の湯文化とも縁が深く、日本の文化に多大な影響を与え続けてきた寺院である。
今日は、それらの数ある塔頭のなかでも、「瑞峯院(ずいほういん)」を紹介します。 九州のキリシタン大名として知られる大友宗麟が帰依した大満国師・徹岫宗九を開山に迎え、自らの菩提寺として創建した「瑞峯院」の寺号は、大友宗麟の法名「瑞峯院殿瑞峯宗麟居士」から名付けられたものである。 「瑞峯院」開創400年を記念して作られた「独座庭」。 作庭家・庭園史研究家・重森三玲の1961年の作。 「独坐大雄峰(今ここに一人座っていることが、尊くありがたいことである)」という禅語が由来。 同じく重森三玲作の「閑眠庭」。 「閑眠高臥して青山に対す(枕を高くし青々とした山でも眺めながら昼寝でもしよう。)」という禅語が由来。 開基の大友宗麟が、キリシタン大名として知られていることから、十字架をモチーフにして作庭されています。 安勝軒~大徳寺山内唯一の逆勝手席になっている茶室
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