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設計者の想いの日々(ブログ)野いばら館(旧水戸商業高校本館玄関部分)野いばら館(旧水戸商業高校本館玄関部分)は1904年4月に落成した木造平屋建の旧校舎で、設計は、国の重要文化財となって現存している旧土浦中学校本館(現・土浦一高)、旧太田中学校講堂(現・太田一高)などを手掛けた茨城県営繕技師の駒杵勤治である。 水戸商業高校の敷地内に「野いばら」が群生していたことにより、「野いばら館」と名付けられ、平成8年には、同年に制定された国登録有形文化財制度の茨城県第一号に登録された。現在は、玄関部分が敷地内に移築保存されて、同窓会館として活用、資料展示室も整備されている。 「野いばら館」の北東側に、視線を遮るようにヨド物置が無造作に置かれ、また、折角の歴史的建造物の周囲を囲うように、陳腐なスティールフェンスが設置されているのがとても目障りであり、学校側の景観に対する意識の低さを垣間見ることができる。
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