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設計者の想いの日々(ブログ)2013年10月2日(水)石岡の町並み
石岡市は、奈良時代には常陸国の国府が置かれ、茨城県内では最も古くから開けた地域です。昭和4年に「石岡大火」があり、中心市街地の1/4が焼失したため、当時流行していた看板建築がその後多く建築されました。
左より、十七屋履物店、久松商店、福島屋砂糖店(昭和5~6年建築) 左より、平松理容店(昭和3年建築) 森戸文四郎商店(昭和5年建築) 左より、喫茶店四季(昭和5年建築) 栗山呉服店(昭和7年建築) 左より、きそば東京庵(昭和7年建築) 丁子屋(江戸末期建築) 左より、すがや化粧品店(昭和5年建築) 府中誉長屋門(明治初期) 以下はいずれも文化財に指定及び登録されていませんが、散策中に目についた建物をご紹介します。いずれも江戸時代から明治時代にかけて建てられたと推測されます。 隣家からの火事が燃え移るのを防ぐために防火壁として造られたレンガ造の「うだつ」が上がる家。画像の一番右側、頂部に小さな屋根が取り付くのが「うだつ」。 「うだつ」を造るにはお金がかかり、これが上がっている家は比較的裕福な家に限られており、これが「生活や地位が向上しない」「状態が今ひとつ良くない」「見栄えがしない」という意味の慣用句「うだつが上がらない」の語源のひとつと考えられている。
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