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設計者の想いの日々(ブログ)2012年2月19日(日)水戸の梅まつり・偕楽園開園170年記念・好文亭いけばな展示のお知らせ
第116回水戸の梅まつり・偕楽園開園170年記念・好文亭いけばな展示のお知らせ
・2/18~3/25の毎週土曜・日曜日 ・好文亭開館時間:9:00~17:00 ・水戸市華道連合会~出品流派:池坊水戸支部 ・好文亭の玄関・何陋庵入口・御座の間・梅の間・楽寿楼の5か所で展示されます。 昨年から始まった梅まつり期間中の「いけばな展示」の企画、昨年は弘道館で行われ、開催中、震災に見舞われましたが、今年は好文亭で行われます。 古来、日本の和室の床の間には、掛け軸がかけられ、家人が花を生けて、室内に自然の要素を採り込んで、四季の変化を楽しみ、また、家に訪れるお客様をもてなしてきたものです。それが日本の伝統文化であり、日本人としての嗜みでした。 けれども、重要文化財などに指定されているような歴史的建造物である偕楽園の好文亭や弘道館の床の間ですら、特に何も飾られず、味も素っ気もない状態にあるのは、日本の伝統的な風習から鑑みても、怠慢極まりないということで始まったのが今回の企画です。 偕楽園と同様に、日本三名園の一つである金沢の兼六園にある時雨亭では、5ヶ所ほどの床の間には、365日間、常に絶やさず、花が生けられています。これが本来の床の間のあり方ではないでしょうか。 茨城県でも、せめて、梅まつり期間中だけでも、床の間を「いけばな」で色を添えて、観光で来て頂いているお客様をもてなすのは、茨城県人として、本来あるべき姿なのではないかと私は考えています。
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