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設計者の想いの日々(ブログ)栃木県の町並み・建築探訪カトリック松が峰教会
宇都宮市の市街地に位置する「カトリック松が峰教会」は昭和7年に建築され、大谷石を使用した建築物としては、国内最大級の規模を誇ります。
近代建築の巨匠であるフランク・ロイド・ライトが設計した旧帝国ホテルでも大谷石が使用されましたが、カトリック松が峰教会と同じ採掘場の大谷石です。 建築様式は、中世ヨーロッパのロマネスク建築です。 設計は、当時横浜に住んでいたスイス人建築家のマックス・ヒンデル。 国の登録有形文化財となっています。 外部だけでなく、内部にもふんだんに大谷石が使用されています。 外観は大谷石の組積造に見えますが、内部を見ると、構造がRC(鉄筋コンクリート)造というのがわかります。 東日本大震災による被害は軽微に留まりました。
那須歴史探訪館
栃木県那須町にある「那須歴史探訪館」は、中世に芦野城、江戸時代には旗本芦野氏の陣屋の麓に位置し、江戸時代の土蔵、芦野氏の陣屋裏門、2000年のオープンに合わせて新しく作られた展示館から成り、それぞれ時代を反映した建物となっています。隈研吾の設計。
天井と内障子に、「わら左官」が使用され、ルーバー的役割を担っています。「わら左官」は淡路島の左官職人・久住章氏の手によるもので、金属の網にわらを塗り込んでいます。壁には地場産の烏山和紙、床には芦野石が貼られています。 壁・天井・自動ドアに至るまで烏山和紙を貼った風除室
馬頭広重美術館
栃木県那珂川町にある「馬頭広重美術館」は、浮世絵師である歌川広重の芸術と伝統を表現するため、伝統的で落ち着きのある外観をコンセプトとし、美術館が全体的に、地場産の八溝杉による格子(ルーバー)で包まれています。2000年オープン。隈研吾の設計。
内装は、地場産の芦野石、烏山和紙、八溝杉がふんだんに使用されいます。延床面積約600坪。
那須芦野・石の美術館
栃木県那須町の「那須芦野・石の美術館」は、昭和初期に建てられた石蔵3棟を活用しながら、新しい建物3棟を増築し、「石の美術館」として再生され、2001年にオープンしました。地場産の芦野石と白河石がふんだんに利用され、「水」の要素を付け加えることで、新旧の建物が融合しています。隈研吾の設計。
「石と光のギャラリー」 芦野石を積みながらも、一部を厚み6mmの白大理石の部分を造り、その部分から自然光が差し込んで、透けて見える仕組みとなっている。 「石蔵茶室」
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