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設計者の想いの日々(ブログ)千葉県大多喜町~房総の小江戸
房総半島の東南部に位置する千葉市大多喜町は戦国時代から城下町として栄え、江戸時代には大多喜藩が置かれて交通の要衝となり、宿場町としても発展した町で、小林一茶、十返舎一九などの文人墨客が訪れた記録が残っています。
現在でも地味ながらも、往時を偲ばせる雰囲気が残り、「房総の小江戸」とも称されます。 町の高台に鎮座する大多喜城は明治になって取り壊されましたが、1975年に天守が復元されて博物館として利用されています。 1849年に建てられた重要文化財である渡辺家住宅や明治初期建築の登録文化財である豊乃鶴酒造などをはじめとして、土蔵造りの商家や板貼りの家が大多喜街道沿いとその周辺に多く残り、地域住民の方々の町並み保存への意識の強さが感じられます。 渡辺家住宅 豊乃鶴酒造
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