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設計者の想いの日々(ブログ)2016年12月31日(土)物外軒~足利市
足利市の市街地に隠れるかのように佇む明治初期に建てられた茶室です。
江戸時代から回漕問屋を営む「萬屋(よろずや)」の三代目主人である「長 四郎三」によって渡良瀬川畔の猿田河岸に建てられ、明治34年に現在地に移築されました。 豪商であるだけでなく、表千家不白流の茶人であり、漢詩・和歌・俳句・書画骨董の収集に通じる教養人だった「長 四郎三」の雅号である「物外」に因んで、この茶室は「物外軒」と名付けられました。
足利学校・足利フラワーパーク
足利学校は日本で一番古い学校として知られ、室町時代から戦国時代にかけて、関東における事実上の最高学府であったとされる。1990年に建物と庭園の復元が完了した。
足利学校は「近世日本の教育遺産群-学ぶ心・礼節の本源-」の一つとして「日本遺産」に平成27年に認定を受け、足利市とともに、水戸市の弘道館等、岡山県備前市の閑谷学校等、大分県日田市の咸宜園跡等が一体となって教育遺産群として認定されている。 「日本遺産」とは、日本が誇る文化財を保護しながら、観光資源としても活用して後世に伝えていこうと、文化庁が平成27年度に認定がスタートした制度です。 足利フラワーパーク
旧徳川家住宅松戸戸定邸
「旧徳川家住宅松戸戸定邸」は水戸徳川家が千葉県松戸市に造った別邸です。明治維新後、最後の水戸藩主である徳川昭武が明治17年に完成させた。昭武の実兄である徳川慶喜も何度か訪れたとされる。
明治維新後という時代背景のせいか、建物の規模は大きいものの、大名家の割には全体的に質素な造りである。2006年、国の重要文化財に指定される。
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