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設計者の想いの日々(ブログ)2013年3月12日(火)震災から2年が経過して
震災から2年が経過し、茨城県において、当設計事務所は、微力ながら、復旧活動に力を尽くしてきたつもりです。
福島・宮城・岩手と比較すれば、茨城県は被害が少なかったかもしれませんが、私が2年間、県内で何百件という被災した建物を調査した限りでは、その被害は決して小さくないと感じます。 外観上は被害が軽微に見えても、一旦、建物の内部に立ち入ると、その被害の重大さに愕然とすること、しばしです。特に建物の傾斜が非常に深刻な問題です。 瓦・外壁などの建物の外部の損傷については、復旧がだいぶ進みましたが、建物の内部の損傷については、まだ手つかずの状態の建物が多い状況です。 様々な建物を調査してきて、「修復して今後も保全・活用すべき建物」と「取り壊したほうがよりベターな建物」の判別に、未だに苦しむ場面に遭遇します。この問題については、建物の所有者の意向も非常に重要なのですが、建築士としてもアドバイス・提案を積極的に行っていくべきであると考える次第です。
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