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設計者の想いの日々(ブログ)踏天(ふみてん)「踏天(ふみてん)」とは「踏み天井」の略で、1Fの天井と2Fの床を兼ねる仕上げ方のことを言います。 もちろん、いまどきですから、「踏天」とはいえ、遮音性を考慮しなければいけませんし、天井裏がありませんから、電気配線をどうするかも工夫しなければなりません。 そこで、写真で見えている2F床下地(1F天井)のうえに遮音のボードを張り、約6cm程度の電気配線空間を設けてから、2Fの仕上材としての床を張ります。 厳密な意味では、昔ながらの「踏天」ではないかもしれませんが、「踏天」の考え方を現代なりの解釈で踏襲していることで、私は「踏天」と呼んでいます。 「踏天」の長所としては、2Fが乗っても、化粧梁がきれいに自然の風合いで納まることです。
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