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設計者の想いの日々(ブログ)大震災から約4ヶ月経過して・・・
早いもので、東日本大震災から約4ヶ月が経過しました。私自身、40年以上生きてきた半生のなかで、たった4ヶ月間とはいうものの、それは10年分に匹敵する密度の濃い経験をしてきたかのような感慨を覚えます。逆を言えば、震災前の「建築」という仕事に関わる中での経験は、思慮が浅く、反省すべき点も多かったのではないかと、私自身、正直に思います。
震災直後から、建築士会や行政からの要請による建物の診断・調査や住宅相談、今まで私の手掛けたお客様の建物を約300件回ったことにより、「建築」に対する考え方は、私自身のなかで変化が生じているような気がいたします。具体的にどのように変わったかをまだ上手く説明できるほど、正直申し上げて、頭の整理がついていません。 当事務所のホームページを開設してから、約1年3ヶ月が経過し、その間、定期的にブログを書き上げていき、気がつけば、100以上のテーマを取り上げ、原稿用紙400字詰めで、合計300枚以上の分量にもなり、自分自身を気持ちをとても整理することができたと自負してきました。けれども、今回の大震災を期に、「起承転結」のなかでの「起」から、そろそろ「承」の段階に、少しずつ移行していき、自分自身を内省しながら、まずは、変化が生じつつある現在の自分自身の考え方の輪郭を明瞭にしていきたいと思います。 自分自身にとって文章を書くということは、他の誰のためでもなく、自分自身のためです。 そして、自分のために書かないような文章は、誰に対しても伝わるものがないと思っています。異論はあるかと思いますが 、これは私の哲学です。 今後、「起承転結」の「起」も「承」の段階も変わらないだろうと感想を抱かれる方もいるかと思いますが、長い眼でお付合いいただけると幸いに思います。 本日は文学的なお話になってしまいました。私自身のなかでは、「建築」も「文学」も共通項が多いものですから、ご了承ください。
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