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設計者の想いの日々(ブログ)2020年4月9日(木)足腰に負担がかからない高齢者に優しいコルクの床
適度に弾力性を持つコルクの床は、立ち仕事でも足腰への負担が軽く済んで、高齢者に優しい床です。少し高価で、当事務所がこだわる国産材ではありませんが、優れた自然素材だと思います。
キッチンの壁は調湿性を持つタイルであるエコカラット、ダイニングの壁は漆喰調の珪藻土仕上げです。
奥久慈漆を塗った杉板に笠間焼の洗面ボウル
杉の一枚板に茨城県産の奥久慈漆を塗って仕上げ、笠間焼の洗面ボウルを置いています。
既成品のトイレカウンターよりもローコストで仕上がりました。
徳島県美馬市脇町~うだつの町並み
徳島県美馬市脇町の「うだつの町並み」は江戸時代から阿波藍の集散地として栄えた商家町です。国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。
「うだつ(卯建)」とは、火災の際、隣家より火の粉を防ぐために設けられた袖壁のことで、隣地側の1階の屋根の上に設けられています。 その後、財力の証として競って、うだつを建てたことから、「うだつが上がる」、「うだつが上がらない」ということわざが生まれたと言われています。 これだけ、「うだつが上がる家」が立ち並ぶのも全国的に珍しく、私の知る限りでは岐阜県美濃市にあるくらいだと思います。 京都の町家のように、屋根が少し丸味を帯びている、いわゆる「むくり屋根」の建物も見受けられます。 むくり屋根には、頭を下げてお出迎えという意味が込められているそうです。 また2階部分に虫籠窓(むしこまど)がある建物も目立ちます。虫籠窓とは2階部分に明かりを採る、風を入れるために設けられた細長い窓の形式のことでいくつも等間隔に並びます。 江戸時代から昭和初期にかけて建てられた建物が85棟ほど立ち並びます。
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