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設計者の想いの日々(ブログ)すべて嵯峨鳥居本・重要伝統的建造物群保存地区
嵯峨鳥居本(さがとりいもと)は、京都市右京区に位置し、古くは「化野(あだしの)」と呼ばれ、京の人々の埋葬の地であった。現在の町並みは愛宕神社の門前町として発展したもので、化野念仏寺を境に瓦屋根の町家風民家が並ぶ下地区と茅葺きの農家が多い上地区と二つの風景が共存する。1979年に国の重要伝統的建造物群保存地区として選定された。
産寧坂・重要伝統的建造物群保存地区
産寧坂(さんねいざか)は京都市東山区にある坂で、三年坂(さんねんざか)とも言われます。清水寺へ安産祈願に行く街道筋に当たることから産寧坂と呼ばれ、「重要伝統的建造物保存地区」に指定されています。大同3年(808年)に坂が整備されました。
その北の緩い起伏の石畳の道は二年坂と呼ばれています。 沿道は土産物店、陶磁器店、料亭などが並びます。 「石塀小路」 小路の両側には料亭、旅館などが建ち並び、歴史は意外に新しく大正初期に誕生しました。1996年に「産寧坂・重要伝統的建造物群保存地区」に追加登録されています。
上賀茂・重要伝統的建造物群保存地区
京都市北区にある上賀茂神社から流れ出る明神川に沿って、石垣を積み土塀で囲った家が30軒余り続く。これらは同神社の神官らが住んだ屋敷(社家)で、「社家の家並み」と呼ばれ、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。
世界文化遺産に指定されている「上賀茂神社」よりも、このような町並みにこそ、京都らしさが凝縮されているのではないかと個人的に思う次第です。 世界文化遺産に指定されている「上賀茂神社」
祇園新橋・重要伝統的建造物群保存地区
京都有数の繁華街である祇園は、江戸時代の中期以降、茶屋町として発展した歴史を有する町である。祇園の一角に位置する新橋通りの界隈には、今もなお極めて質の高い、洗練された意匠の茶屋建築が連なっている。
けれども、日本有数の「重要伝統的建造物群保存地区」であるにもかかわらず、電線の地中化がされてない通りもあり、景観を損ねているのは、非常に残念なことである。 建築様式、軒の高さがほぼ同じで統一感がある町並みは、貴重な日本の文化遺産です。 白川沿いに連なる歴史的建造物群 春には桜の名所として賑わう。
消費税増税について考える
2014年4月に予定されている消費税増税を視野に入れ、顧客に対して現行の税率(5%)での住宅取得を薦める営業を実践している住宅会社が多くあるかと思います。その際の説明で気をつけなければならないのは、消費者契約法に抵触するような表現を避けることです。
同法によれば、将来における変動が不確実な事項について断定的な判断を提供し、消費者がその内容を確実であると誤認して契約の意思表示をした場合、その意思表示は取り消される恐れがあります。 例えば、顧客に対して「増税によって住宅価格がアップする」と説明したとします。この説明は、単に増税という客観的な事実を告げているだけのように考えられますが、しかし、増税の負担を軽減する制度が導入されるならば、顧客の支出は増税の前後で実質的にそれほど異ならないので、前述した「将来における変動が不確実な事項」について「断定的な判断を提供」したことになってしまいます。「顧客が住宅価格のアップが確実だと誤解して契約し、後で消費税増税分の負担軽減制度などが導入されて顧客の税負担に実質的な変動がなかった場合、顧客から契約を取り消される可能性もあるわけです。 尚、当設計事務所では、今後のご相談の案件については、来年4月予定の消費税増税駆け込み需要への対応は、大変申し訳ないのですが、お断りしております。 17年前の消費税増税(3%→5%)の駆け込み需要時には、失敗住宅物件が多々累々としているのは厳然たる事実です。 「急いては事をし損ずる」という格言を大事にしたいと、当設計事務所としては考えている次第です。
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