韓国家庭料理のお店
ビルの地下街のテナント工事でした。大規模なビルの地下街ということで消防法等の規制が厳しくそのなかで知恵を絞って作業を進めていきました。
ファッサードの丸太は杉で直径30cm程度あり、遠い位置からでも明瞭に木の輪郭を見てとることができます。壁は珪藻土のラフ仕上です。
地下街の通路の照度が暗めなので、明るいサインが際立って見えます。
小上がりの床は樺桜の無垢のフローリングで内装は全体的に明るめに設定しています。
ビルには天井というものが特になく、設備の配管が剥き出しの状態だったので、化粧梁を通しその上部に天然の竹を配置することでルーバー状にしました。
竹はコスト的にも安く、アイデア次第で様々な利用ができる素材です。まだ青竹の状態ですが、年月の経過とともに色合いが徐々に黄色味がかってきます。
6人用のテーブル席です。
韓国家庭料理ということで焼肉が多いので肉の焼き具合がはっきりわかるように全体の照度は明るめです。