和の家
シンプルかつ上品に仕上げることを念頭に置きました。多くの分家を抱える本家という背景と、地域性を考慮して木部を現した化粧の和風の家になりました。今の時代、和風の家はとても減ってきましたが、後世に残さなければならない和の文化があるかと思います。
玄関は銅板の屋根です。まだ赤みのかかった色ですが、年月の経過とともに深みのある渋い色合いに変化してきます。
和風の家は伝統的な引き違い窓がとても建物に調和します。
ちょっとした植栽が建物の魅力を引き立たせます。
屋根は一文字瓦です。重々しくなく、とてもすっきりした印象を与えてくれます。
玄関ポーチは柱・梁ともに杉の磨き丸太を使用しています。
玄関の正面の障子からは丸い形の光が差し込みます。ホールの床は白身のラオス松、腰壁はひばの 無垢材です。
床は檜の無垢材です。洋室でも柱を見せて障子をつけるだけでも和の雰囲気が漂います。