設計者の想いの日々(ブログ)
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柿渋で塗装する

柿渋は平安末期から続く伝統的な自然素材で、青柿の実を絞ってできた果汁を3年以上寝かせ発酵させたものです。防水性・防腐性・防虫性に優れた柿渋を桶、樽、団扇(うちわ)、番傘、酒袋、投網、漆器の下塗り、一般的な木部に塗装する、あるいは染料として活用する、民間治療薬などに使用するなど、北海道などの寒冷地を除き、全国各地で行われていました。
戦後、化学塗料の普及により、柿渋の生産は減少の一途を辿りますが、最近は自然素材の安全性が見直されて、再び注目を浴びています。

柿渋は塗り始めの頃は無色透明に近いですが、少しずつ色が付き始め、次第に明るい茶色になります。
色合わせとして、松煙(黒系)やベンガラ(赤系)などの自然素材を混ぜることで、様々な色を作り出すことができます。
柿渋の塗り始めの頃は銀杏のような臭いがするため(次第に臭いは無くなります)、それを嫌う方も多かったのですが、現在は柿渋の無臭化に成功しています。
柿渋のような自然塗料は、現在の化学塗料と比較すると、特に外部については、耐久性に劣りますので、足場がないと塗れないような部分にはお勧めできません。メンテナンスが容易である建築物の腰壁部分、あるいは板塀には適しているかとは思います。また柿渋は誰にでも塗りやすい塗料です。
そして、日本の伝統色を表現するには最も適した塗料の一つです。

柿渋に松煙・ベンガラを混ぜて板塀に塗装した例


カテゴリ:建築素材・材料 2014年11月26日(水)
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