設計者の想いの日々(ブログ)
カレンダー
<< 2012年12月 >>
2526272829301
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
303112345
カテゴリ
すべて(419)当設計事務所の姿勢・信条(31)建築雑感(24)建築知識(22)建築構造・性能(17)建築文化・伝統(27)建築素材・材料(27)住宅・建築業界(17)建築設備(5)設計者の日常(33)工事監理・現場紹介(11)お知らせ・ご挨拶(19)建築士会での活動・広報(15)東日本大震災・竜巻・災害(21)東北の町並み・建築探訪(11)栃木県の町並み・建築探訪(14)関東の町並み・建築探訪(14)京都の町並み・建築探訪(19)西日本の町並み・建築探訪(2)茨城県北の町並み・建築・施設探訪・自然・文化(13)茨城県央の町並み・建築・施設探訪・自然・文化(30)茨城県西の町並み・建築・施設探訪・自然・文化(8)茨城県南の町並み・建築・施設探訪・自然・文化(34)茨城県鹿行の町並み・建築・施設探訪・自然・文化(5)
最新記事
アーカイブ
永井昭夫
建築設計事務所
mail@nagai-sekkei.com
茨城県を中心として
活動している
設計事務所です。
対応エリア

水戸・ひたちなか・那珂・
日立・常陸大宮・城里・
笠間・鉾田・小美玉・
石岡・土浦・つくば・
筑西・古河・牛久・
龍ヶ崎・取手・守谷
その他地域もご相談下さい。

設計者の想いの日々(ブログ)

大人の諸事情とは何か?

もうだいぶ昔のことです。私が駆け出しの頃です。
アルミのカーポートも、柱や屋根があり、立派な付属建築物ということで、建物本体と併せて確認申請書を提出したことがあります。もちろん、某有名メーカーの既製品です。建蔽率も問題ないし、大丈夫だろうとタカを括っていたわけです。
ところが、、、
役所の建築指導課から連絡があり、驚きました。
「アルミのカーポートについてですが、アルミの構造材は大臣認定を受けていますか?受けていなければ、建築基準法上、アルミの構造材は認められません(現在は法律が一部改正されました)、また、屋根材は不燃材になっていますか?建築基準法22条指定地域につき、不燃材である認定書を提出ください」というものでした。
調べてみたところ、どこのアルミのカーポートも、構造物としての大臣認定を取っていなければ、当時の透明な屋根材は不燃材の認定書などありません。
早速、役所の建築指導課に出向き、私は、「これだけ普及している有名メーカーの既製品がなぜ建築基準法では違法なのか?」という押し問答を、審査した係員としばし、遣り合ったわけですが、最終的に、係員は、「私に言わないでくださいよ。」と逆切れして、話は終わり、私のほうも、アルミのカーポートは中止ということで、確認申請を下ろしました。
当時の私は、社会の矛盾というか、大人の諸事情を否応なく、思い知らされたわけです。

その後、法律が改正され、「アルミニウム建築物の構造方法に関する技術基準」が定められて、アルミの建築物も建築可能となりました。
しかし、現在でも、「建築基準法適合」とわざわざ謳っているカーポートをよく見かけます。つまり、建築基準法に適合してない商品が多く存在してるわけで、ホームセンターなんかで安売りしてるものは、ほとんどが不適合と言っていいでしょう。
たかだか、カーポートなんかで目くじら立てる必要はないかもしれませんが、一事が万事、姉歯事件以降も、依然として、「大人の諸事情」が多いのは確かです。
カテゴリ:建築雑感 2012年12月19日(水)
近い日にかかれた記事
旧土浦中学校本館 2012年12月21日(金)
大人の諸事情とは何か? 2012年12月19日(水)
Copyright (C) 2018 永井昭夫建築設計事務所 All Rights Reserved.